「次の家族旅行、子どもが”まだ帰りたくない!”と目を輝かせる場所はないかな?」そんな願いに応える場所が、実は神戸の山上にあります。
海沿いの街からわずか30分程度、標高880メートルの六甲山・東六甲エリアには、アスレチック、水上ジップライン、季節の花が咲く高山植物園、アンティークオルゴールが奏でる癒し空間まで、年齢が少し離れている兄弟姉妹でも飽きない仕掛けがギュッと凝縮されています。
朝は平地より5〜6℃涼しい山の空気で深呼吸しながら、体験型アスレチック「GREENIA」で思い切り走って跳んで汗を流しても心配はいりません!
ここでは泥んこになっても温水シャワーと着替えブースが完備されているので、汚れを気にせず“全力遊び”が可能です。
体を動かした後は、山頂ならではの絶景を眺めながら石窯ピザでエネルギー補給をおこない、午後は高山植物園の木漏れ日の小径を散策し、押し花やどんぐりクラフトのワークショップで学びとアートをインプット。
夕暮れが近づいたらガーデンテラスの展望台へ。大阪湾に沈む夕日をバックに家族写真を撮れば、旅アルバムのハイライトが完成します。
子どもたちが体験と発見を重ねる一方で、パパとママは“段取り”に追われず笑顔をキープできるはずです!
移動ルートの選び方、混雑を避ける時間帯、疲れたときにさっと立ち寄れる休憩スポットまで、この記事では実践的なコツを余すことなくお届けします。
「あ、これならうちの子でも大丈夫!」「次の連休はここで決まりだね」と盛り上がる家族会議の参考にしてください。
ホテルを出発する朝―移動そのものを“家族イベント”に変えるコツ
香櫨園の静けさでしっかり眠った翌朝、余裕をもって 8 時過ぎにチェックアウト。
まず阪神本線で香櫨園から御影へ向かう区間は、おおむね10分おきに電車がやってくるので、小さなお子さまがいても気楽に待っていられます。
御影で電車降り、駅前のバスターミナルで市バスに乗り換え、阪神六甲・六甲ケーブル下へ向かうルートが最もストレスの少ない王道コースになります。
バスを降りたら、ケーブルカーの木造駅舎が子どもたちのテンションを一気に上げてくれるはず。
六甲ケーブルは全長 1.7km を約 10分で駆け上がり、ヴィンテージ車両と車窓の急勾配がまるでアトラクションのようです!
一方、マイカー派のご家族でしたら国道43号から表六甲ドライブウェイへ。
ホテルを8時に出れば、途中の”鉢巻展望台”や”六甲有料道路入口”で写真撮影を挟んでも9時前には標高880メートルのガーデンテラス周辺に到着できます。
山岳ドライブの最中、天気が良ければ窓から神戸港や大阪湾を一望できますので子どもたちも大喜び!
駐車場も核施設ごとにあるので、荷物の多いファミリーでも楽々移動が実現できます。
こうして 鉄道+バス+ケーブルの“乗り継ぎワクワク型” でも、パノラマドライブの“景色満喫型” でも――どちらを選んでも到着した瞬間には「すでに楽しいね!」と家族みんなで笑い合えるはず。
山頂での大冒険を前に、移動時間すら旅のハイライトに変える。これが東六甲ファミリー旅を成功させる第一の秘訣です。
体験がいっぱい!アスレチックパーク GREENIA で朝から全力チャレンジ
東六甲を代表する アスレチックパーク GREENIA は、関西最大級のフィールドアスレチック。
陸・空・水上を舞台にした総数174ポイントの巨大フィールドのうち、124ポイントは人気動画クリエイター「フィッシャーズ」が監修しており、親子で「動画で見たアレだ!」と盛り上がる仕掛けが随所に施されています。
園内は難易度とテーマで色分けされたゾーン構成となっており、水面ギリギリを平均台のように歩くwonder amembo(ワンダー・アメンボー)や、森の木立を縫う全長457mのロングジップスライドなど、水・空中系のコースはスリル満点ながらライフジャケット着用と安全ネットが完備され、身長110cm 以上・小学生以上の基準を満たせばパパママと一緒に“空中散歩”を体験できます。
小さなお子さまには、難易度をぐっと落としたkids wonderエリアが心強い味方。
ここでは平均待ち時間が短く、「あっちに行きたい!」という探究心をそのまま遊びに変えられるため、兄姉が高難易度ゾーンに挑戦しているあいだも弟妹が退屈せずに過ごせます。
それぞれの入口には身長計と難易度パネルが設置されており、「今日はここまでチャレンジできたね」と成長を実感できるのも親子旅の醍醐味ではないでしょうか。
2025年7月19日(土)オープンしたばかりの、新アスレチックMt.Kingdomは、ツリーハウスやボルダリング城壁など“冒険×ごっこ遊び”の要素が一気に拡充。これにより未就学児向け施設もさらに増える見込みで、兄弟全員が同じフィールドで達成感をシェアできる設計のようです。
夕方まで存分に体を動かした後でも、「まだ遊び足りない!」と笑顔を見せるのが GREENIA の魅力。
大人も歩数計が思わず目を疑うほどの数値を叩き出しますが、夜はユーズ香櫨園のバスタブで脚を伸ばせば疲労はスッと解消です!
“安全・達成感・快適”の三拍子がそろうこのアスレチックは、東六甲ファミリー旅を語るうえで欠かせない主役級スポットと言えるでしょう。
森と音と花のラーニングタイム──高山植物園&森の音ミュージアム
思い切り体を動かしたら、次は静と動のバランスをとる学びの時間。
GREENIAから車だと2分程、バスでも10分程で到着する六甲高山植物園 では、標高 865m の冷涼な気候を生かした希少植物が季節ごとに咲き誇ります。
探検マップを片手に「次はどんな色の花が待っているかな?」と親子で想像を巡らせるだけで、自然観察がゲームに早変わり。園内スタッフが常駐するネイチャーラウンジでは、押し花しおり作りや種子の観察など小学生向けワークショップも開催され、自由研究にも活用できます。
そこから森を抜けると現れるのが 森の音ミュージアム。アンティークオルゴールの自動演奏は、子どもを瞬時に静かにさせる不思議な力を持っています。
体験コーナーで小型オルゴールを分解・組立てするプログラムは、親子のコミュニケーションを深める絶好のチャンス。完成したオルゴールは旅の思い出として持ち帰れます。
絶景でエネルギーチャージ──ガーデンテラスのランチと空中散歩
高原の澄んだ空気で一気に視界が開ける六甲ガーデンテラスは、まさに東六甲エリアの“腹ごしらえ&クールダウン”スポット。
足を踏み入れると、まず家族の鼻先をくすぐるのが石窯から立ちのぼる香ばしい小麦の香りです。
レストラン「グラニットカフェ」のピッツァは、遠赤外線効果で外はパリッと中はふんわりのマルゲリータやクアトロフォルマッジなど本格派はもちろん、ソーセージを星形にトッピングした「キッズ・ロケットピザ」やアレルギー表示を明記したコーンスープセットなど、子どもの“食べきれる量”と“栄養バランス”を両立したメニューがそろっています。
食後のお楽しみは、テラス中央にそびえる展望塔「見晴らしの塔」。
エレベーターホールには一面ガラス張りの窓があり、上昇とともにどんどん景色が広がるので、移動そのものが子どもたちのアトラクション。
最上部の回廊に出ると、眼下に広がる大阪湾の曲線、はるか明石海峡大橋、快晴の日には淡路島の稜線まで視界に収まります。
塔を降りるとすぐ隣に現れるのが、フォトジェニックな「シダレブランコ」。
標高800メートル超の空へ向かって足を放り出す感覚は、子どもはもちろん大人の心にも久々に“わくわく”を点火させてくれるはずです。
スタッフが乗降をサポートし、安全ベルトを二重チェックしてくれるため、初めての挑戦でも安心。子どもの歓声とともに大人も童心に返るはずです。
カフェで販売しているベリーソーダを片手に、ほんのり涼しい高原の風を感じれば、午前中の疲れも一気にリセットされます。
こうしてランチ、絶景、アクティビティ、リフレッシュがシームレスにつながる六甲ガーデンテラスで、午後の予定を相談する頃には、子どもたちが再びエネルギー満タンで次の冒険に飛び出していく姿が見られるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、「大人も子どもも飽きない!六甲山ファミリー旅の決定版【東六甲編】」について解説させていただきました。
東六甲エリアには、体を思いきり動かすアスレチックから、静かに学べるミュージアム、家族全員で感動を共有できる絶景スポットまで、子どもが飽きる暇のない体験が凝縮されています。
ユーズ香櫨園を拠点にすれば、移動時間を短縮して遊びの密度を最大化しつつ、夜は大きなバスタブで汗と泥を流し、広めのベッドでごろごろタイム。
これがわたしたちが提案する “よく遊んで、しっかり休む” 家族旅行 のかたちです。
夜更かしせずに早めに就寝すれば、翌朝の山上再チャレンジや海側観光へのプラン変更も自在です。
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