通称「春の甲子園」と呼ばれることもあれば「センバツ」の愛称で親しまれている、春の選抜高校野球!
野球ファンにとってこの大会は「球春の訪れ」を告げる風物詩ではないでしょうか?
この季節、全国から選ばれた球児たちが一堂に会し、青春のすべてを懸けて戦う舞台が甲子園です。
そんな熱い試合をスタンドから見守る家族や友人にとっても、甲子園は特別な場所ではないでしょうか。
選手たちを全力で応援し、感動を共有するこの機会を、もっと充実したものにするためのポイントをご紹介します!
初めての応援でも安心して楽しめるヒントを盛り込みましたので、最後までご覧ください。
1.春の甲子園と夏の甲子園の違いは?
同じ全国大会でも、春と夏では出場校の決め方が違うのはご存じでしたか?
夏の甲子園は「全国高等学校野球選手権大会」が正式名称で、各都道府県ごとの地方大会の優勝校が甲子園への切符を獲得します。
これに対し春の甲子園は、地区ごとの大会の結果などを参考に選考委員会が出場校を選び抜くため「選抜高等学校野球大会」の名称となりそこから「選抜」「センバツ」の愛称が生まれました。
春と夏の違いは、他にも意外なところに潜んでいます。
春は紫紺の大旗、夏は深紅の大優勝旗と呼ばれることが多く、夏にはない準優勝旗が春にはあったりします。
また、一発勝負の予選を勝ち抜く夏の甲子園には、毎年多くの新興チームが出場することが多いの対し選考委員会が選抜する春の甲子園には、名門校が多く出る傾向が強くなっています。
2.21世紀枠とは?
2001年の第73回大会から設けられた「21世紀枠」
部員不足や天災などの困難を乗り越えた学校や他校の模範となるマナーを実践した学校などを評価し甲子園への切符が与えられる制度です。
秋季の都道府県大会で8強以上に入った学校から、各都道府県が1校を推薦しさらに地区ごとに9校に絞りその中から3校を選出するもので、
甲子園にあと一歩届かないチームに大舞台を経験してもらうことで、高校野球のレベルアップを図る目的で始まりました。
3.春の甲子園を楽しむための基本ガイド
試合中、応援席の熱気は選手にとって最高の後押しになります。
吹奏楽部の演奏や応援団の応援など、まるでライブコンサートのような大歓声を味わうことができます!
自分たちの応援する学校だけでなく、他校の応援スタイルも楽しむことで、新たな発見があるかもしれません。
あなたも一緒に応援をしながら甲子園観戦を楽しむために、まずチケットを確保するのが最初のステップです!
前売り券はオンラインで購入でき、当日券も球場で販売されています。
ただし、人気カードでは混雑が予想されるため、早めの行動が肝心です。
4.座席選びで楽しさ倍増!各エリアの特徴と選び方
観戦席は、アルプススタンド(応援団席)と内外野スタンドに分かれています。
家族や友人とリラックスしながら観戦するなら、内外野スタンドが広々としておすすめです。
アルプススタンドに行く場合は、周囲の応援団と一緒に盛り上がる準備を忘れずに!
4-1.座席の種類と特徴
座席によってチケットの価格や見え方が異なるので座席選びはとても大事!
ぜひ参考にしてください!
・中央指定席(下段・中段・上段)
テレビで観ているとよく映っている、キャッチャーの真後ろの席です。
下段は、選手との距離も近く、ピッチャーが投げる球の勢いなどを真正面で体感することが可能です!
中段と上段は屋根があるので、雨が降っていても安心ですが値段は1番高くなっております。
・1塁・3塁指定席(下段・中段・上段)
1塁・3塁ともに、ベンチの後ろから1塁ベース・3塁ベース辺りまでの席です。
下段と中段は、ファーボールが飛んでくることもあるので注意をしてくださいね!
上段は、中央指定席と同じく屋根があるので雨でも快適に観戦できます。
一般的には、応援したい高校のベンチ側を選びます。
・1塁・3塁アルプス席
出場校の関係者の方、応援団や吹奏楽部の方たちがいるエリアですが、一般の観客も観戦することが可能です。
椅子の背もたれがなく屋根もないので、中央指定席や1塁・3塁指定席に比べてかなり安くなっています。
高校野球大会につきましては応援団の入れ替え等があるため、 内野席とアルプス席の往来はできないので注意してください!
・ライト・レフト外野席
外野席のため試合は見づらいですが、ホームランボールが飛んでくる時の興奮度は高いと思います。
アルプス席と同じく椅子の背もたれがなく屋根もないですが、1番安く気軽に観戦できる席となっています。
4-2.甲子園球場座席のプチ情報
・1塁・3塁指定席
シートに背もたれがあるのはもちろんですが、食べ物やドリンクを置くことができるテーブルもあるのでゆっくり観戦したい人にはぴったりの座席となっています。
また、中央指定席よりも安く試合も見やすくなっています!
・1塁指定席の上段と中段は日焼け対策バッチリ
甲子園は日差しがとても強く、陰にならない場所も多いので日焼けや熱中症の注意が必要です。
甲子園の日差しは時間とともに1塁側から3塁側へ移動するので、午後の時間帯になると3塁側の応援席はとても眩しくなります。
1塁側でもグラウンドに近い下段は眩しいので、中段か上段がオススメです!
特に応援する高校のベンチ側を選ぶ必要がなく、日焼け対策や眩しいのが苦手な方は1塁側が良いと思いますが、
午後になるにつれて影になるので風邪が吹くと寒いこともあるのでブランケットや温かい飲み物も持参しておくと便利かもしれませんね。
5.甲子園観戦後に一泊
春の甲子園が開催されている期間は、甲子園周辺のホテルや旅館は高校球児たちも宿泊するため大人気で混んでいます。
そんな時は、是非当ホテルをご利用ください。
甲子園球場までのアクセスは、電車(香櫨園駅~甲子園駅)を利用しても車を利用しても約10分となっております。
また、ユーズ香櫨園は阪神香櫨園駅より改札を出て徒歩30秒の立地にあり、駐車場有でご予約のお客様は無料でご利用頂けます。
数に限りがございますが、 お近くに提携している有料駐車場も御座いますのでご安心下さいませ。
阪神甲子園球場からユーズ香櫨園までのアクセスはこちら
▶ 阪神甲子園球場からの交通アクセス
6.開催概要
大会名:第97回記念選抜高等学校野球大会
開催期間:2025年3月18日(火)から13日間(準々決勝、準決勝翌日の休養日各1日を含む。雨天順延)
会場:阪神甲子園球場
アクセス:阪神「甲子園」駅から徒歩約2分
入場には要チケット、全席指定席、前売発売
▶ 第97回記念選抜高等学校野球大会 公式サイト
▶ 阪神甲子園球場 公式サイト
まとめ
いかがでしたか?
春の選抜甲子園は、全国から選ばれた球児たちの熱い戦いを目の当たりにできる貴重な機会です。
選手たちの熱い戦いと応援席の熱気に包まれながら、青春の輝きを家族や友人と共有する特別な時間は忘れられない思い出になることでしょう!
初めて観戦する方でも安心して楽しめるよう、座席選びやチケット購入、観戦時の注意点、さらには観戦後の宿泊施設情報まで、この記事には役立つ情報が満載です。
春の甲子園を全力で楽しみ、ユーズ香櫨園でゆっくり寛いでいただき素晴らしい一日を過ごしてください!
球春到来のこの季節、甲子園で心に残る時間をお過ごしくださいね!